ようござ

フォロワー!見なくてもいいよ!

LoveLive!  ~ラブライブ!School idol project~

先日、東京ドームにて開催されました「ラブライブ!μ's Final LoveLive!μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~」に参加してきました。
このライブを保ってμ'sの活動が一区切りつく。ということで一番最初の出会いから今までを振り返ってみたいなと思い、久しぶりに日記にしてみようと思いました。



彼女達の出会いを「歌」で表現するのであれば、私が出会ったのは2011年の秋ごろくらいだったと思います。
ちょうど関東大震災の騒動が落ち着いた頃、震災前の生活に戻ろうとしていた時にTwitterのフォロワーからラブライブ!の曲をオススメされました。
確か「震災大丈夫だった?ところで最近これよく聞いてるんだけど良かったらお前も聞いてみ!」みたいな感じで紹介された気がします。
今ではもう彼は既にTwitterから去っており、その時の曲が何だったのかも今では思い出せません。
ただ、その時は優しい歌声が重なった曲だなぁ。と、普段はR&Bやユーロビート系が好きな私が「うん、これは確かに良い」と素直に感じました。
しかし、これと言って特にCDを買い集めたりはせず、まとめサイトやらTwitterで小さなイベント(所謂お渡し会とかですね)のレポを見たり水面下での活動を見るだけに留まっていました。

そんなある日、Twitterのフォロワー(先ほどの方とは別人で彼は今でもTwitterをやっています)から「1stライブのチケット手に入ったんだけど来ない?」と誘われました。


【ラブライブ!】μ's First LoveLive! blu-ray/DVD試聴動画


昔からサイリウムを振ったりする所謂オタクライブやオールスタンディング形式でモッシュなどがあるロックバンドライブなどそれなりにライブには参加する方でした。
ですが、ライブに行くには予習を完璧にしておきたいというのがその頃の自分にはポリシーとしてあり、ましてや曲も片手で数えられるほどしか知らない自分が行くのも…と思い、その時は遠慮しました。
ただ物販のお土産だけは頼みました。(それが僕がよくラブライブ!の現場で着ている1stライブのシャツです)
そのライブでは2013年1月からのアニメ放送が決定し、それ以降ラブライブ!の話題をTwitterや他の現場でも耳にすることが多くなってきたかな?と少し実感がありました。

時は過ぎ2012年8月、仕事で地方へ出張へ行っていた私が地元へ戻る為に飛行機に乗ろうと空港にいた時。
ちょうどTwitterのタイムラインでμ's5thシングル「Wonderful Rush」のPVが公開された!と話題になっていました。


【ラブライブ!】μ's 5thシングル「Wonderful Rush」ショートサイズPV


ちょうどフライトまでの時間もあり、視聴してみようと再生したところ。そこにはスチュワーデス風の衣装に身を包んだメンバー達がテンポの速いロックナンバーを踊りながら歌っていました。
恐らくちょうどPVの舞台である空港にいた、という事もあるのでしょうが視聴した瞬間に頭にガツーン!と衝撃が走りました。

 


それから1ヶ月経った2012年9月、出張先に折り返す為に空港に向かう前に秋葉原ゲーマーズ店に寄り、店頭に並んでいた「Wonderful Rush」のCDを購入してから向かいました。
ただ出張先ではCDプレーヤーなどなく、購入したけど曲が聞けず、早く帰りたいなぁと行った初日から思うばかりでした。
ちなみにその時に入っていたラブカが西木野真姫でした。
彼女は以前からキャラ絵を見た時に赤髪でツリ目で癖っ毛で可愛いかも、という印象を抱いていました。
帰宅してから聞いたドラマCDでも高飛車で自分に絶大な自信を持っているところがキャラクター造形とシンクロしていて、「よし、俺はこの子を推そう!」と一目惚れのような感覚でした。

本格的にラブライブ!というコンテンツにのめり込んで行ったのはこの曲、そして西木野真姫との出会いがあったちょうどこの頃です。

余談ですが2013年1月、μ's2回目のワンマンライブとなるμ's New Year LoveLive!が開催されました。
私はチケット戦争に負け、今回はツテがなく1stに続いて不参加となってしまいました。


【試聴動画】μ's New Year Lovelive! 2013 Part1


【試聴動画】μ's New Year Lovelive! 2013 Part2


そして同月、1stライブにて告知されていたラブライブ!のアニメがついに放送開始となりました。


TVアニメ「ラブライブ!」先行発表PV


G'sマガジンはその頃読んではいなく、声付きのμ'sの活動はドラマCDで聞いただけだったのでテレビの中で動いていくμ'sのメンバーが新鮮に見えました。
私の推している西木野真姫も、1話から登場。センター曲である「愛してるばんざーい!」を一人音楽室で歌っている初登場シーンが何とも印象的でした。
話数は重なり3話「ファーストライブ!」この話しはアニメ1期において3本の指に入るほど好きなエピソードです。
内容としてはμ'sとしては活動していく事が決まった穂乃果・海未・ことりの新入生歓迎会でのファーストライブが開催、しかしそこには客が一人もおらず…
結果的に後に加入する小泉花陽が観客として駆けつけ、それからμ'sとして活動していく9人が穂乃果・海未・ことりの3人の歌声に惹かれ合うかのようにライブ会場に集まる。そして穂乃果は

「このまま誰も見向きもしてくれないかもしれない。応援なんて、全然もらえないかもしれない。でも、一生懸命がんばって、私たちがとにかくがんばって届けたい。今、私たちがここにいる、この想いを」

と、μ'sを続けていく決心をする回…と行った感じです。
後述のとあるライブにて新田恵海さんがインタビューでも語っていましたが、「夢みたいな物語なのに何て現実的なんだろう」とその時に実感しました。

そして2013年6月、アニメ1期が大好評のうちに終了し、「ラブライブ! μ's 3rd Anniversary LoveLive!」が開催されました。


【試聴動画】ラブライブ! μ's 3rd Anniversary LoveLive! Blu-ray/DVD


その時の私はどうせNYライブ落ちたしなぁ~と感じ、アニメのBDも購入していなかったので特にライブに関しては…意欲的になっていませんでした。
そんな時に高校時代の友人から「地元のライブビューイング取れたんだけど行く?」と何だかデジャヴを感じる誘いを受けました。
ライブビューイング!?なにそれ!?えっ!生中継!?やば!凄い!と、誘いよりもライブビューイングという画期的なシステムに驚きを覚えていました。肝心のライブについてはちょっと悩みつつもアニメ中心のライブだろうし多分大丈夫だろう!と楽観的に感じていたと思います。何せライブ会場ではなく映画館で見るわけですからね。
朝5時頃に茨城を出発し、会場であるパシフィコ横浜についたのが朝方7時頃。
会場周りには既に多数のファンが集っており、物販列など存在せず、何人もの人間が周りをグルグルしているという異様な光景でした。
そしてスタッフより正式な物販列が案内され、改めて並んだわけですが…ま~~~列が進まないのなんの。そのうちに流れてくる完売報告。気が気じゃないうちに時間は昼を回り、これ以上は並べないと友達と相談し結局何も買えないうちに地元へと戻ってきました。
今では笑い話しですが当時は相当堪えていた覚えがあります、こんなに辛かった物販今でもないな~って思いますね。
そして地元のアニメイトで赤いサイリウムを1本購入し、待ちに待った自分に取ってのμ'sの初めてのライブを見に行きました。

ライブは期待通りアニメの曲が大半を占めた、新曲多めのライブで過去に参戦した人からも真新しいライブをなったのでしょうか?詳しい内容は多くは語れないのですが。

 

・退場前の奇跡のような「僕らは今のなかで」の合唱

・キャスト9人の1時間近くにも及ぶ最後のMC
・アニメ2期発表


この辺が特に印象的でした。
特に最後のアニメ2期発表、これが特に嬉しかったです。アニメ1期での最終回に再び活動をしていくことを決めたμ's、そんな彼女達の活躍を見れるのがとても楽しみであり、放映が予定されている「2014年4月までは生きなきゃ!」と冗談交じりですがそう思いました。

私はこの後、アニメ2期もあるしラブライブ!の勢いが少しは落ちるんじゃないかと考えていました。
しかし私の予想は大きく外れ、リズムゲーム「スクールアイドルフェスティバル」の大ヒット、ユニット曲第2弾リリース、6thシングルセンター争奪戦総選挙、そして6thシングルの発売、前述のスクフェスとのコラボシングル「タカラモノズ」の発売などなど………
私の周りは何人かファンを辞めていった人達がいるのですが、それ以上に色んな方面から知ったよ!とむしろファンは増えていきラブライブ!の勢いは増していくばかりでした。
中でも6thシングル「Music S.T.A.R.T!!」はセンター争奪戦総選挙において我らが西木野真姫が1位となり、初めてのPVセンターを飾りました。


【ラブライブ!】μ's 6th single「Music S.T.A.R.T!!」試聴動画


ちなみに僕は3種類全て購入し、ラブカ3枚全て矢澤にこを引くという神業を披露しました。

そして2期開始前の一大イベント、「ラブライブ! μ's →NEXT LoveLive!2014 ~ENDLESS PARADE~」が2014年2月8,9日の2日間、さいたまスーパーアリーナにて開催されました。
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自分はBD7巻を3枚購入し、シリアル3枚で抽選に臨みました。結果は土曜日のみの当選。3rdライブにて共に喜びを分かちあった友人は日曜の当選となり、めでたく自分達のチケットで公演に参加することが出来ました。
座席は両日共にアリーナ席中方~前方、恵まれていましたね。
物販についてもだいぶ改善され、事前通販を利用しライブより前にグッズをいち早く手に入れる事が出来ました。
公演の内容としてはアニメ1期BDに特典として付いてきた所謂BD曲、アニメ1期終了後にリリースされたユニットシングルなどなど、以前に聞いた曲も広い会場を友好的に使ったパフォーマンスが見れ、真新しさを感じることの出来るセットリストでした。

時は過ぎて2014年4月、ついにラブライブ!のアニメ2期がスタートしました。
最初は穂乃果が生徒会長になっている、テーマが卒業、ラブライブ再出場などの情報が一気に頭に乗っかり、夢オチなのか?これは………といった1話でした。
しかし話数が進むごとにメンバーの暗い過去、3年生の卒業、それに伴うμ'sを続けるかの問題と何故彼女達は二次元の存在なのにぶつかる問題全てが何て現実的なんだろう、と感じました。
そしてラストエピソード、第13話「叶え!みんなの夢」では自分達が練習場所に使用していた屋上から去っていくシーンが描かれています。
そのシーンの中で穂乃果が屋上を振り返り、μ'sのメンバーの在りし日の練習風景が蘇ってきます。そしてその風景はやがて消え去り思い出深い屋上から出ようとした時に風が吹き…

――――――――――――――――――――――――――――――――
「…ここしかないようですね。」
「日陰も無いし、雨が降ったら使えないけど、贅沢は言ってられないよね。」
「うん。でも、ここなら音も気にしなくて済みそうだね。よお~っし!頑張って練習しなくっちゃ!」
「ねえ、ことりちゃん、海未ちゃん…」
「「ん?」」


「やり遂げようね。最後まで!」
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このアニメ1期2話にて何気なく流れていたシーンの回想に対し穂乃果が過去の自分へ「やり遂げたよ、最後まで!」と呟くのでした。

屋上からの一連のカットは光が指すものが多く、ラブライブ優勝という夢を叶えたμ'sを祝福しているかのように見えるものばかりでした。
自分の中でアニメ2期は1期ほど好き!というわけでもないですが(BDは全巻購入してます)この話しは頭に思い浮かべるだけで全て情景と台詞が蘇り、涙が溢れてくる場面ですね。

 

ラブライブ!とは少し離れてしまうのですが、この時の夏に開催された「Animelo Summer Live 2014 -ONENESS-」3日目に参戦しました。
この時にライブ初披露となった「それは僕たちの奇跡」はワンマンライブにも勝るほどの勢いを見せつけ、会場が普段とはあからさまに違う盛り上がり方を見せていました。
Snow halation」においても恒例の大サビ前のオレンジ色へのカラーチェンジの揃い踏みが今でも忘れられません。チケットを譲ってくれた友人…彼はもう今となっては親友と呼べるような間柄でしょうか、ありがとう。
μ'sの前にはプリキュアサマーレインボーが、後には宮野真守が歌唱しており一体いつ私を休ませてくれるんだろうなという並びでした、それはまた別のお話。


しかしここでラブライブ!の勢いはさらに増していきます。
アニメ2期の続編たる完全新作劇場版の発表、ファンミーティングツアーの開催。
さらに年が明けた2015年の初めには5thライブの開催も告知されていました。

年末にはTOKYO MXにて年越し特番なんてのもありましたね。
アニメ2期が始まったり4thライブが行われた2014年を振り返るとても見応えのある番組でした。


そして激動の2014年が明け、2015年
まず最初に待ちに待ったμ's単独5回目のライブ「ラブライブ! μ's Go→Go! LoveLive! 2015 ~Dream Sensation!~」が1月31日、2月1日の2日間さいたまスーパーアリーナで開催されました。


【試聴動画】ラブライブ!μ’s Go→Go! LoveLive! 2015~Dream Sensation!~ Blu-ray/DVD Day1


【試聴動画】ラブライブ!μ’s Go→Go! LoveLive! 2015~Dream Sensation!~ Blu-ray/DVD Day2


この時のチケットはもはや恒例となったいつもの友達と支援し合ったのですが、2人とも土曜日当選となってしまいました。
交換して日曜日に変えるか迷っていたところ、親友がチケットが当たらず難民となってしまっていた為、迷わず片方のチケットを譲ることとしました。
2日目のチケットはライブ前に何とかアテを見つけて4thライブに続いて2日間両日の参戦が決定しました。
座席はこれまた4thと引き続きアリーナ席、しかも1日目はブロック最前という事で目の前をメンバーの乗るトロッコが通って行くという相当運のいい座席を引くことが出来ました。
公演の方も2期が終わった後という事もあり、アニメの曲。さらには2期BD曲に2期終了後にリリースしたユニットシングル第3弾などなど。さらには曲だけでなく衣装もアニメさながらに作られていたり曲やユニットのイメージに合ったものなど、衣装・スタイリストさんのプロフェッショナルが感じられました。
そしてサプライズ発表で劇場版の公開日とμ'sは次のライブを告知しました。この時の情報はまだ次の冬にやりますよ、という不確定要素の多かったものでした。

ライブが終わってまもなく、劇場版の前売り券が発売され私は地元の映画館へと足を運びました。
第1弾であるクリアファイルは残念ながら完売で手にすることが出来なかったのですが、第3弾であった特典CD付き前売り券は無事購入することが出来ました。

それと同時期に、ラブライブ!ファンミーティングツアーが東京・中野サンプラザを皮切りにスタートしました。自分は千葉(スペシャルライブビューイング)、神奈川の2箇所に国内では参加しました。
中でも神奈川は3rdライブの会場でもあってパシフィコ横浜で開催され、あの時の雪辱を噛み締めながらもまたここに来れたという喜びがありました。
トークについても3rdライブの裏話が聞けたり、膝の調子が悪く他の会場では欠席が多く見られた南條愛乃さんの元気そうな姿を見ることが出来たのが思い出深いです。

そして待ちに待った劇場版が公開されました。そちらの感想についてはアマゾンレビューに書いておりますので良かったらどうぞ

http://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R15CJA9YBWDRM/ref=cm_cr_arp_d_viewpnt?ie=UTF8&ASIN=B014GXQM7Q#R15CJA9YBWDRM

この劇場版についても池袋の舞台挨拶に親友と行き、初めて監督のご尊顔を拝見したり本編を共に視聴して涙したりなど思い出深い出来事が多かったです。


「ラブライブ!The School Idol Movie」劇場本予告(90秒ver.)


何度見に行ったかもはやもう覚えていません。9回以上は見てると思います、ミニ色紙が9枚あるので。
その後のμ'sはミュージックステーション紅白歌合戦など、初期の頃では考えられないような地上波の大型音楽番組に出演するようになっていました。

そして2015年12月5日、長らく不明だったネクストライブの詳細がファイナルライブと明示され2016年3月31日と4月1日に東京ドームで開催されることが発表されました。
…正直「やっぱりなぁ」という感情が、いの一番に湧いてきました。

さいたまアリーナでスタジアムモードで2日間、それでも生まれてしまうチケット難民。どんどん大きくなっていくμ'sに公式側も手に負えなくなってきてるんじゃないか。と劇場版が終わった辺りから考えていました。
その劇場版にてμ'sはおしまいにするという決断に至りましたが、それにただ乗っかっただけというわけではないと思います。

悲しんでもしょうがありません。私はこのライブを何が何でも見に行こう、彼女たちを笑顔で見送ろうと決心しました。
ファイナルライブの先行抽選シリアルはなんと劇場版のBDに収録されることが明らかになりました。中高生にはなかなか手が出ないであろう既巻より高いBD、そして社会人は休みを取る必要がある平日開催である、ましてや東京ドームだぞ。というイマイチ根拠のない自信を持ちながらも詰めばどちらかは当たるだろうと言った考えでした。
しかし予想は大きく覆り、両公演とも落選。周りの友人たちもほぼ全員が落ちていたような気がします。
その後の抽選や一般にも恵まれなく、ここに来て初めて『焦り』を感じました。
途方に暮れていた時、友達の1人がBD先行時に当選していたというチケットを回してくれるとの連絡を受けました。(貰ってばっりですね、本当にありがたいことばかりです)
そして譲ってもらったもう1枚のチケットは今まで共にライブを見たことはなかった親友を誘い、μ'sの最後を見届けることとしました。

ファイナルライブまでの間もまだまだ時間があり、公式では「μ'sありがとうProject ~Road to μ'sic Forever~」なる企画がスタートしました。
これは全国の映画館でこれまでのPVを纏めた動画やライブ映像を流したりなど、たいへん珍しいイベントでした。
最初は数回参加できれば満足かな、と思っていたのですがこれがまた結構面白くて…結局3rdライブ以降4th2日目以外の全ての回に行っていたような気がします(ライブ上映時のみ)
このイベントで初めて顔合わせする地元のファンの方もいましたね、今では多くを語らえる大切な仲間です。

また、12月5日にファイナルライブと同時に告知されたμ'sファイナルシングル「MOMENT RING」が発売となりました。
この曲も語りたいことがあるのでそれはまた後述。

気がつけばあっという間にμ's最後のワンマンライブ「μ's Final LoveLive!~μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~」が開催される日となりました。
私は1日目を品川プリンスシネマのライブビューイング、2日目を東京ドームと参戦してきました。
まだ終わったばかりというものもあり、記憶にまだ鮮明に残っているのですが特に多くは語りません。皆さんそれぞれの感想を持っていると思います。
ただ言えるとすればライブをするごとに高くなるハードル、それを今回はいつもより高く飛び越えてくれたな。という感想です、それだけ。
最後は9人、18人でしょうかね。彼女たちとまた会えるという誓いを建て、集大成たるファイナルライブは幕を閉じました。
ライブ終盤は人生で一番泣いたんじゃないかと思います、嗚咽をあげるとかいうレベルじゃないほどに。笑顔で見送ろうなんてちょっと前に書いてあったのにね。
しかし喪失感というものはライブ前よりかは感じませんでした。彼女達はずっとμ'sだし、それは彼女達ももちろん私達もそう思っています、そんなラブライブ!のことを忘れなければまた会える。そんな核心が今となっては心のなかにあるのです。
Future style」の歌詞にもありますね。
「心はひとつ 同じキセキを みんな夢見て踊る そんなラブライブ!
なんて。まさに今回のライブはそれを体現したんじゃないでしょうか?

その後は親友や心を通わせた仲間達と過ごしたり、ラブライブ!全曲カラオケだ~!などと8時間以上カラオケルームにこもり「僕らのLIVE 君とのLIFE」から「さようならへさよなら!」まで全部の楽曲を歌うなどなどまだまだラブライブ!行けるじゃん!なんて思いつつ生活しています。

家に帰ってきてからは昔のG'sの記事やCut 2015年8月号を読んだりしていました。
そして当時からちょっと気になっていた作詞の畑亜貴さんのインタビューの中に下記のようなものがあります。

Q.『ラブライブ!』とは、μ'sとは、何ですか?
A.これはちゃんと考えてきました。『永遠に輝き続ける青春』です。

最初にこれを読んだ時は感動すると同時に少し違和感を感じていました。
確かにラブライブ!は『いま』という言葉が多く出てきます。歌詞だったり台詞だったり。
アニメにおいてはメンバーのちょっと暗い過去が語られたり、海未やことりなどは穂乃果と過ごしていた幼少期の話しが出てきます。
そんな中、μ'sのリーダーたる穂乃果は「やるったらやる!」と何より「いま」の感情を優先しています。これはドラマCD、アニメ、SID全てに共通して言えることです。
これがアダとなってメンバーとすれ違ってしまったりアクシデントを引き起こしてしまったりなどが起きてしまいます。
ですが、そんな穂乃果は太陽のように他のメンバーを引っ張っていったり、ここぞのリーダーシップを発揮していきます。
それはまさに『いま』やりたい事を全力で立ち向かっていく穂乃果にしか出来ないこと。

「一番面白そうな物にひるまず真っ直ぐに向かって行く。それは、穂乃果にしか無いものかもしれません。」  ――――園田海未ラブライブ!1期6話「センターは誰だ?」より)

少し話しは脱線しましたが、畑亜貴さんのインタビューへと戻ります。
輝き、というものはいつか朽ち果ててしまうのではないか。と私は考えていたのですが、発想の転換期が訪れます。それが「MOMENT RING」における以下の歌詞を聞いた時。

「瞬間をリングへと閉じ込めて いつも眺めていたい」

例え輝きは一瞬かもしれない、でもそんな『いま』という瞬間を無限の輪に閉じ込めて、いつまでも忘れたくない。思い返せるようにしたいと。
まさにラブライブ! というコンテンツ、μ'sという対象、オーディエンスたる我々はこの歌をもって明確な繋がりを持つことが出来たのだと私はカタルシスを覚えました。
そんな彼女達に「これからもよろしくね」なんて言われたら「こちらこそ」と返すしか出来ないのではないのでしょうか?

 

いくら時間が経とうがμ'sを忘れる事はないと思います。それはこれまで共に彼女達と一緒に歩んできた思い出や何もかもが心の中に残り続けているから。

ミはμ'sicのミ」の「君と僕の足跡」なんていうのはまさにこのことを謳っていますよね。



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予想以上に長くなってしまいました。

 


最後にここまで読んでくださった方、ラブライブ!を通じて繋がることの出来た友人…というよりも同じ志を持った仲間、同志と言った感情の方が強いですね、皆さん、ありがとうございました。μ'sと同じで私も皆さんがいなければここまで来れなかったと思います。私達の『いま』がここにある、と言ったところですね。
そんな皆さんが、私と同じような気持ちであるのならばちょっとだけ嬉しいな。と感じます。

それでは皆さん、また会いましょう。

 

 

 

 

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